どんな宿こんな宿 --- 味覚の宿 双葉荘 --- 滋賀県彦根市の旅館 《政府登録国際観光旅館》
 
双葉荘
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賓至如歸


金亀城になぞらえた双葉荘特製こはく菓子で、まずはごゆるりと。
こはく菓子
 ディスクオルゴールのある宿

(DADA Journal Vol.203より)

そんなつもりはなかったのだけれど、僕は双葉荘という松原湖畔にある宿のロビーでディスクオルゴールの 音色に聴き惚れていた。オルゴールは「琵琶湖周航の歌をロビーに流したかった・・・」という、 オーナーのたったひとつの願いを叶えた現実だった。

繰り返し、演奏を始め、静寂を想い知らすようにそれは終わりを告げる・・・。 耳が聴くだけではない。建物全体が共鳴し深く気持ちまで震える音が届く・・・。 ディスクは琵琶湖周航の歌、花のワルツ・・・、全10曲が用意され、リクエストでディスクを入れ替えてもらえる。

ロビー
オルゴールの演奏はセラピーにも使われているから、 その音色は気持ちのいいいちばんやわらかい部分に届くのかも知れない。 僕が持っていたオルゴールといえば、ドラムに仕組まれた爪がリードを弾く構造で、 数十秒の間メロディを奏で、ゼンマイのほどける間、演奏を繰り返すという代物だった。 ゼンマイが切れるか切れないかの一瞬に、この手のオルゴールの哲学があったりする。
双葉荘のそれは、金属のディスク(円盤)に穴が空いているという構造で、 仕組みを想像するのはちょっと難しいが、曲が終わるまで正確にリズムを刻む。 日本で十数台しかないという随分と高価な代物だ。

ディスクオルゴールが奏でる湖畔の宿・・・癒されてゆく懐いがある。 果たして音色に・・・気持ちに、何を想うのかって、問題だったりするかも知れない。 えっ?僕の場合・・・?決まってるじゃない。内緒だよ。
(小太郎)


 夢のある宿

三笑亭夢之助/落語家
私の生き方修行/堤豊宏(サンライズ印刷)より

先生の作品を目にしたのは読売テレビが1年に1回超イベントとして放送している 鳥人間コンテストの大会本部として使っていました、彦根の双葉荘という旅館の応接間でした。 先生の作品は「夢」という字でした。初めて見た時の感動は、 今でも忘れていません。「夢」という字をしっかり見ているのですが、そこで見たものといったら、字を通り越して、 今自分が持っている夢が映像として表れたのです。 スタッフの、夢之助さん打ち合わせですよという言葉を背中で聞いて、 すいませんちょっと待ってくださいと言って10分ぐらいは見ていたでしょうか。 それからは先生のことが知りたくなり、双葉荘の女将さんに 無理を言って先生の住所を聞いて、手紙を出したという次第です。

先生の作品に触れた方は誰でも思うことですが、字のもつ本来の意味が見ている人に どんどん、どんどん迫って心を動かし、作品を通していろんなものが見えてくる。それが見る ものに感じる心、感動をあたえてくれるのでしょう。

書
今、我が家の応接間には、先生の作品「花」が飾られています。 見る人によってこの「花」がそれぞれ違いますが、誰もがきれいな花が咲きみだれて満開の花を見ています。 なんで先生の作品が家にあるのかって聞きたいでしょう。 それはね、欲しい欲しいって手紙を書いては出し、手紙を書いては出して、とうとう先生の心が動いたのです。 人間諦めちゃいけませんね。先生ごめんなさい。

お陰様で先生の作品「花」も、今はすっかり家族の一員として、お客様をむかえています。

 

 
 
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